樹液とは
樹液はキズついた植物の樹皮から垂れてくる液体です。
タンパク質や糖分を含んでおり風で飛散するため木から少し離れた場所に駐車していても付着する場合があります。
車に付着した場合は凝固する前に対処しましょう。
樹液がつきやすい時期
春から夏にかけて、木の下や樹木が生い茂る場所の近くに車を駐車すると被害にあうリスクがあります。塗装がダメージを受けている可能性があるため早めの対処が必要です。
樹液が車に与える影響
樹液が車の塗装についた場合は酸化反応を起こし、塗装の劣化や色褪せを引き起こすリスクがあります。また、放置しつづければ固着して取り除きにくくなります。特にひび割れや変色といった変化が起きる可能性もある点も知ってきおきましょう。
車についた樹液を落とすための方法
即座に取り除く方法
樹液がまだ柔らかいうちに取り除くのが最も効果的です。
柔らかいマイクロファイバーに水を含ませ、樹液を優しく拭き取ります。
中性洗剤を使うことで、さらに効果的に除去できます。樹液が乾燥していない場合、この方法で簡単に取り除くことが可能です。
固まった樹液の取り除き方
固まった樹液は、いきなりゴシゴシと擦ってはNGです!
樹液はお湯で溶けやすいため濡らしたタオルをボディに乗せ、その上から80℃以上のお湯をかけ、タオルを取り除いてから再度水洗いを行うことで樹液を取り除くことができます。注意点としては、お湯が樹脂製の部品やゴムにかかると劣化の要因となるためかからないように気をつけましょう。
樹液は木で作られるため木の近くに駐車すると付着しやすくなります。
そのため木から離れた場所に駐車することが大切です。
松やに(松ヤニ)、杉の樹液、カエデの樹液などが挙げられます。松は特に樹液がつきやすいため近くへ駐車するのは避けましょう。